ブランドについて
現在、世界中に12カ所の工場を擁し、国内外で圧倒的なシェアを誇るデュラビット社。「伝統ある進化」という企業文化を根底におきながら、革新的な技術、洗練されたデザインなどを強みとして、常に新規分野へ挑戦し続けています。

デュラビット社の製品は、いつの時代も色あせないタイムレスなデザインばかり。フィリップ・スタルク、フェニックス・デザイン、ジーガー・デザインなど、そうそうたるメンバーによりデザインされた製品は、権威あるデザイン賞を数多く受賞しています。近年では、デンマーク人デザイナーのセシリエ・マンツと協業し、北欧デザインらしい穏やかなフォルムと淡い色合いのLUVを発表し話題となりました。


また、セラトレーディングで2018年より取り扱いを開始したL-CUBEは、陶器の側面に化粧板を直接接着する、デュラビット社独自の技術「C-BONDED」を採用。無駄をそぎ落とした究極のミニマルデザインを実現しました。
バスルームファニチャーのほか、アクセサリーや水栓金具まで、デザイナーズバスルームをトータルでプロデュースする総合メーカーであるデュラビット社。長い歴史と経験に裏付けられた確かな技術力と、多様なニーズにこたえるデザイン性で、快適で魅力的な水まわり空間を演出してくれます。

世界的な躍進の一方で地域に根差すことを大切にしている同社が本社工場を構えているのは、ドイツ最大の自然公園シュヴァルツヴァルト(黒い森)の一角に位置するホルンベルク。現在では同公園のパートナーかつスポンサー企業でもある彼らの自然に対する敬意は生産工程にも表れており、水、空気、土壌をできる限り保護するためにあらゆる取り組みを行っています。それらは生産工程の省エネ化だけではなく、節水に役立つ製品の開発など、サステイナビリティを大切にした企業活動にも表れています。
また、ISO 14001、ISO 50001、およびPEFC(森林認証プログラム)に基づく環境への取り組みが認められ、環境に配慮した企業として正式に認定されていることも、その証といえるでしょう。
高い性能と耐久性
「長持ちする/耐久性のある(durability)」という言葉が、Duravitという社名の一部に使われていることにも表れているように、長い年月にわたりご愛用いただける製品をお届けすることはDuravitが最も大切にしていることです。長期的なサイクルで高品質な製品を作り続ける為に、「上質な材料の選択」、「技術の継続的な向上」、「製品の細部への配慮」といった重要な基準が設けられ、それらを常に維持しています。

天然の粘土質原料に石英,長石等を加えて成形し,施釉ののち約1280℃の超高温で焼くことで、非常に高い硬度を持つ衛生陶器となります。
釉薬の滑らかな表面は、汚れや傷がつきにくく、清掃が容易なため、サニタリー分野での使用には理想的と言えます。
また、安全な自然素材を使用したデュラビット独自のWonderGliss表面仕上げを施すことで、衛生陶器をより長期にわたって魅力的に、かつ清潔に保つことができます。
デュラビット製品に使われている素材

デュラビットのバスルームファニチャーは、バスルーム環境での使用を想定した特別な耐水仕上げを施してあり、水の飛沫や高い湿度の中での使用にも耐えます。
白い陶器の洗面ボウルと木の質感を感じさせるキャビネットの組み合わせは、インテリア性を高め、ワンランク上のバスルーム空間をつくります。
HISTORY
今日では国際的なデザイナーズバスルームメーカーとなったデュラビット社ですが、1817年の創業時は、小さな陶器工場から事業をはじめました。
創業時より、食器を主力商品として展開していたデュラビット社が衛生陶器の分野に進出したのは1842年。その後、1956年に陶器から磁器に生産範囲を拡大し、バス・サニタリー分野に特化していきます。
1960年代には壁掛け便器を発表。当時のバスルームに機能的な側面を取り入れることが革新のきっかけとなりました。また、水まわりに形だけではなく、装飾や色にも変化をもたせた商品を発表。そして80年代に入ってからは、著名なデザイナーと次々とコラボレーションし、どの時代にも愛される魅力的な商品を世に送り出しました。
その後、フランス、エジプト、トルコ、中国、チュニジア、インドに工場を構え、同時に販売拠点を世界中に増やし、国際的な地位を確立していきます。
デザイナーとの協業は、プロダクトデザインのみに留まりません。2004年には、ホルンベルク本社にデュラビット・デザインセンターをオープン。巨大なトイレが印象的な同センターはフィリップ・スタルクによって設計され、世界中からの訪問客にインスピレーションを与え続ける魅力的な空間となっています。
2017年に創業200周年を迎えたデュラビット社。彼らはこれからも世界のトレンドを牽引するバスルームブランドとして躍進を進めていくでしょう。



- 1817年
- ゲオルク・フリードリヒ・ホルンがホルンベルクにて陶磁器工場を開業
- 1842年
- 衛生陶器の生産を開始
- 1982年
- アクセサリーの生産を開始
- 1992年
- シェンケンツェルにてバスルームファニチャーの生産を開始
- 1994年
- マイセンの工場にて生産を開始 スタルクシリーズを発表
- 1999年
- エジプトカイロで衛生陶器の生産を開始
- 2004年
- ホルンベルクにある本社に新デュラビット・デザインセンターを開設
- 2009年
- キッチン、シンク、サウナ、プールのシリーズを発表
- 2010年
- インドにセラミック工場を設立
- 2014年
- マイセンにてデュラビット・テクノロジーセンターを開設
- 2017年
- 創業200周年を迎える

REFERENCE 参考事例ー海外編ー
あの有名ホテルにも!「デュラビット」の水まわり商品は
世界各国で採用されています。
ご旅行やご出張の際には、
水まわりにも注目してみませんか?
カサ デ ラ フローラ (カオラック,タイ)
Moroheus Hotel Macauモーフィアス ホテル マカオ (マカオ,中国)
THE CHEDI ANDERMATTザ チェディ アンデルマット (アンデルマット,スイス)
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DESIGNERS
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デザイナー
Philippe Starck(フィリップ・スタルク)
フランス・パリ生まれ。パリの装飾美術学校で学んだのち、ピエール・カルダンのメゾンに入社、家具デザインを担当。1980年アメリカで、スタルク・プロダクト社設立。スタルクは、インテリアをはじめあらゆる分野のデザイン活動を網羅しつつ、建築家としても活動しており、世界で最も注目され、活躍するデザイナーの一人です。

Matteo Thun(マティオ・トゥーン)
イタリア生まれ。エットーレ・ソットサスの事務所、デザイングループ「メンフィス」の創設メンバーとして活躍後、自身の建築デザイン事務所を設立。現在はオフィス・ホテルなどの設計、家具・照明などのデザイン活動もしている。

Phoenix Design(フェニックス・デザイン)
1987年、ドイツのシュトゥットガルトで設立。プロダクトデザイン他、インターフェイス、コンサルタント等、デザインに関わる幅広い分野で、活躍を続けるデザイン事務所である。彼らが手掛けるすべてのものは、快適さだけでなく、使う人々の楽しみを生み出し、そして何より長く使用できるデザインであるよう作られている。

Cecilie Manz(セシリエ・マンツ)
デンマーク生まれ。 ロイヤル・デンマーク・アカデミー・オブ・ファイン・アーツを卒業後、ヘルシンキのアート・デザイン大学でさらに研究を行い、1998年コペンハーゲンに自身のスタジオを設立。 一流メーカーのプロダクトを手掛け、世界のデザイン業界で最も注目を集めるデザイナーのひとり。

Sieger Design(ジーガー・デザイン)
ドイツを拠点に世界で活躍する総合デザイン事務所。クリスティアンとミヒャエルの兄弟が中心的な存在となり、有名メーカーのプロダクトデザインやマーケティングまで様々なプロジェクトを手掛けている。
